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心理学講座 心理学を学びたい方へ・知覚心理学

知覚心理学

 感覚心理学については、簡単に述べましたが今度は知覚について少し説明していきます。

 感覚と知覚の違いについては、みなさんはどのようなものだと考えるでしょうか?

 まず、感覚で周りのものを見たりできる、ということはわかっていると思います。そうしたら見たものが「何」であるかを認識するためには、自分の記憶と照らし合わせていく必要がでてきます。これは、例えば赤い車を見たとしたら、まず視覚で赤はとらえています。しかし、それが車であるかどうかは、車がどのようなものなのかをあらかじめ知っておかなければなりません。

 このように大脳の働きによって過去の経験などを呼び起こして物事を認識することを、心理学では知覚と呼んでいます。そして、感覚と区別して考えているのです。これは、つまり私たちの日常生活は、周りの状況を感覚と知覚でとらえることで成り立っている、と心理学では考えているのです。これも感覚心理学の時と同様に、日常の言葉とは少し違う使い方になるので、やはり心理学の講座では注意したほうがいいでしょう。

 知覚では、体制化という働きが備わっています。体制化とは、まとめようとすることです。だまし絵とよばれる絵で、2通りに見えるものがありますね。ある人には若い女の人に見えるし、ある人には老婆に見えてしまう。このように2通りに見えるのですが、一通りしか見えなくなってしまう。このように私たちの脳は体制化の働きによって効率よく世界を認識させてくれるのですが、逆にそのために正しく認識できないことがあります。

 これは、錯覚と呼ばれるものなのですがやはりおもしろいですね。この心理学の講座も、受けてみたくなりますね。