心理学講座 心理学を学びたい方へ

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心理学講座 心理学を学びたい方へ・知能心理学

知能心理学

 学校などのテストの成績は、一般的には、頭の良さを示すと考えられており、多くの人は、それをIQ(知能指数)の高さと結び付けていると思います。しかし、心理学における知能の定義には実は様々なものがあるのです。

 心理学の講座を受けると、このように日常と違う使い方をする言葉が本当にたくさんあります。抽象的に物事を考える思考する力であったり、経験から学んでいく学習能力であったり、新しい環境に直面してもうまくやっていける適応能力だったりします。

 知能を最初に測定する最初の試みをしたのは、フランスの心理学者A・ビネーになります。ビネーは1905年、パリ市の教育委員会から依頼されたもので、知的障害児を見分けるテストの作成を引き受けました。これが、ビネー式知能検査なのです。

 心理学の講座を受ける人たちにも、きっと耳にしたことのある知能検査どと思います。この検査は1歳レベルの問題から、抽象的な言葉の意味を答えてもらう成人レベルの問題に至るまで、年齢ごとに簡単な問題から順次難しい問題へと移っていく構成になっており、このビネー式の検査は改訂を重ねた結果、今日では結果を知能指数で示すようになっているのです。

 その後、知能には論理的に物事を考える知能のほかに、感覚的な知能もあることが主張され、1939年にはアメリカの心理学者D・ウェクスラーによってウェクスラー式知能検査が考案されました。このテストから論理的な部分を測る言語性知能の測定のほか、より感覚的な動作性知能の測定が加わって、2側面からのIQ診断が可能となったのです。