心理学講座 心理学を学びたい方へ・心の風邪うつ病
心の風邪うつ病
心理学の講座を受けるみなさんにも、うつ病はよく耳にされることでしょう。一般的にうつ病と言われている病気は、最近では何々障害と障害、という呼称をつけて呼ばれることが多いのです。
そして、その中でも軽いものは、心の風邪と呼ばれており、年齢をあまり問わずに多く見られるようになってきました。そのなかでも特に多いのは、中高年になります。近年自殺増加が問題になっていますが、中高年の自殺の背景には、心の風邪であるうつが内在していることが多いようです。つまり、このうつ病は、誰にでもかかりうる病気だということなのです。
しかし、うつの発生のメカニズムについてはまだ不明な点が多く、医療技術が進んだ今日でも原因がはっきりしているとはいえません。症状としては、感情的な落ち込みのために、何事にも興味・関心が持てずに、絶望感や悲しみが続き、何事もネガティブにとらえることしかできなくなります。人生に絶望感を持ってしまうために、自殺願望を生じることも珍しくないのです。
うつでない人でも、このような気分に陥ることはバイオリズム的に見ても時折あることから、自分がなかなか病気だとはわからないのものです。また、この抑うつ気分は朝が特に重症で、夕方からは徐々に軽くなってくるという特徴があります。考えをまとめることが難しく、集中力も下がってきます。そして決断ができなくなるために仕事をするにしても難しい状況になってしまうのです。やはり会社に勤めていて、集中できないとなると業務に支障を生じることは容易に想像できますね。
身体症状としても頭痛や腰痛、発熱などの不調を生じ、だるさを覚え、何もかもがどうでもよくなったりしてしまいます。睡眠においては、心に悩みを抱くと当然出てくる症状ですが、やはり寝付きが悪くなってしまいます。そして、色々なことが心配になるあまり睡眠不足となり、朝は早くに起きてしまうなどの症状が出てきます。
しかし、近年では薬物での治療が発達してきています。もちろん薬物に頼ることにはストレスを抱く方もあるかもしれませんが、あくまでも心の風邪なのですから、風邪には薬での治療が当たり前になります。そういうように前向きに考えて薬物治療にあたって行くのが一番良いでしょう。
しかし、そうは言っても悩む人は多く、心理学の講座を受ける人のなかには、身内の人のこのような症状に悩む人もいるのではないでしょう。心理学の講座できっちり合う療法を学び、実践してみるのもよいでしょう。